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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男 (独2016) DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER

惹句「これは復讐ではない、正義と尊厳を賭けた闘いだ」史実に基づく。ナチスを追い詰める。この手の映画はかなり見たが、本作はリアリティーを感じた。考えれば国中に生存している元ナチ党員。それがユダヤ人の検事を邪魔してナチス高官を逃がし続けるなんて。今、ドイツで増えているネオナチ。歴史は繰り返すのか。社会的な話はさておき、本作の中は若い検事が軽々しくも犯した罪をもとナチにゆすられるも、自らを犠牲にして正義を貫く姿に感動する。まだまだ若い世代も捨てたものじゃない。ネオナチに抗することもできるのだと。主役のブルクハルト・クラウスナーは超個性的。若き検事役のロナルト・ツェアフェルトも好感が持てた。〇
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モリーズ・ゲーム (米2017) MOLLY’S GAME

惹句「セレブを虜にしたのは、華麗なる破滅。」実話だそうだ。厳格な父の指導で育った子供時代。スポーツの挫折と父の浮気。心に傷を持つ彼女は、セレブ相手の夜の賭博あっせん業を始めるが、法に触れてしまって逮捕。黒人弁護士に弁護を依頼し、彼との会話がメインとなり、これまでの人生が描かれ、裁判で今後の人生が暗示される。一見成功したように見えても、人は悩みを持ち、苦しい人生を生きるものなのだと。一貫して主人公は真面目であった。汚い社会の中で裁判は市民の味方であった。ラストで家族の暖かいシーンが描かれて、それまでの冷たく乱れた人生から一瞬にして温かい雰囲気になり少し希望が持てました。〇-

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(英/米2020) NO TIME TO DIE

スケールダウンした印象。カーチェイスなどのアクションは相変わらず息をのむ。しかし、悪役が小物すぎる。威圧感はないし、細菌兵器製造所がチープすぎる。「ドクターノオ」の時代の様だ。兵器自体は遺伝子技術を応用した特定のターゲットだけを殺すような今時のもの。筋もやや人情噺にシフトしすぎたか。ただ、アクションは十分に楽しめて満足感はある。

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ (伊/仏/独2018) HITLER VERSUS PICASSO AND THE OTHERS

惹句「ヒトラーの秘宝。だれも知らない 闇の美術史」ナチスの美術品略奪を描いたドキュメンタリー。当時のナチスなどの映像と現代の美術史家などの解説や証言で描いている。音楽は暗く、もう一つの悲劇といった印象を強く出している。

スキャンダル(米2019) BOMBSHELL

惹句「ニュースを お伝えします」実話だそう。トランプ大統領が誕生直前に、共和党寄りのフォックスニュースのボスがセクハラで訴えられ、会社をクビになるお話。それを計画したのが、クビになった女性キャスター。多くの女性キャスターが、セクハラを出世のために胸に閉じ込めていた。この問題で彼女たちは自問自答し、告白することにしたのだった。アメリカにはこの手のニュースがよく報道される。人種差別以外にも多くの問題を抱えていることを改めて問うた。大変スピーディーにテンポよく進めていく。字幕が読めないぐらい。焦点は一カ所に絞ってその他は全くない。社会派。終わりかたも一癖あった。出演者は実力者ぞろい。悪役のジョン・リスゴーは太りすぎて変わりすぎていた。マルコム・マクダウェルも顔に人生が刻まれてました。
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